弁護士コラム

【弁護士コラム】バイク事故の過失割合

2024.09.23

大阪市阿倍野区にある阿倍野なみはや法律事務所は、法律問題でお困りの方の“ヒーロー”となります。

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今回は“バイク事故の過失割合”について解説いたします。

バイク事故における過失割合の決定は複雑

バイク事故における過失割合の決定は複雑であり、事故の具体的な状況によって大きく変わります。以下に、信号機のある交差点と信号機のない交差点でのバイク事故における過失割合の考え方を詳細に解説します。

信号機のある交差点での事故

直進車同士の出会い頭: 信号機の色によって過失割合が変わります。例えば、バイクが青信号で進入し、四輪車が赤信号で進入した場合、バイクの過失は0%、四輪車は100%となります​​。

右折車と直進車の事故: 直進車と右折車双方が青信号で進入した場合、バイク(直進車)の過失は20%、四輪車(右折車)は80%となります。信号の色や進行方向によって過失割合は変化します​​。

信号機のない交差点での事故

信号機のない交差点では、進行優先権や双方の減速行動などが過失割合に影響します。例えば、バイクと四輪車が減速せずに事故を起こした場合、バイクの過失は30%、四輪車は70%となります。一方で、バイクが減速せず、四輪車が減速した場合、過失割合はバイク50%、四輪車50%になります​​。

過失割合の決定要素

バイク事故の過失割合は事故の具体的な状況によって異なりますが、基本的な基準は「損害賠償額算定基準(赤本)」に示されています。過失割合の決定には、交通ルールの遵守、信号機の色、進行方向、減速の有無などが考慮されます​​。

阿倍野なみはや法律事務所へ相談

バイク事故における過失割合の決定は、事故の補償金額や責任割合に大きな影響を与えます。大阪市阿倍野区にある阿倍野なみはや法律事務所では、バイク事故に関連する過失割合の評価や損害賠償請求についての専門的なアドバイスを提供しています。事故の状況に応じた適切な過失割合の評価や示談交渉に関してご不明点がある場合は、ぜひ専門家に相談してください。

阿倍野なみはや法律事務所様

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