大阪市阿倍野区にある阿倍野なみはや法律事務所は、法律問題でお困りの方の“ヒーロー”となります。
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今回は“親権争いを有利に進めるために必要な準備”について解説いたします。
親権はどちらが有利?
離婚をした後、およそ9割の割合で親権を得ているのは母親の方であるというデータがあります。
しかし、親権をどちらが取るかは「子供の幸せのためにどちらの親が育てる方がいいのか」という点で判断されるため、絶対に母親が有利というわけではありません。
では、親権を獲得するためのポイントにはどんなものがあるのか、次でみていきましょう。
離婚調停で親権を獲得するために
離婚調停の際、親権に関する判断基準としては次のようなものが考えられます。
・子供と一緒に過ごし、愛情をもって接しているか
・これからも子供と一緒に生活できるか
・今までの養育実績について
・子供のためにしている行動にはどんなものがあるか
・子供の意思の尊重
・親は心身ともに健康かどうか
・収入など経済状況は安定しているか
など
なお、子供を育てるためにはお金が必要となりますが、養育費があれば補うことができるため、収入が少ないからといって初めから親権を諦める必要はありません。
親権を獲得する可能性を高めるために
家庭裁判所の調査官は、離婚調停の間に子供の生活環境などについて調べる役割を担います。
そのため、調査官と会う際には養育に関する事実や情報など、伝える内容をまとめて準備しておくようにしましょう。
また、調停委員にこれまで子供を育ててきたこと、親権を得たいという思いを伝えることも大切なポイントです。
さらに、親権を獲得できる可能性があるのか心配な方、ご自身だけで準備をすることに不安がある方は、弁護士に依頼すればさまざまなアドバイスを得ることができます。
調停で必要となる書類の準備や、調停時に代理で出席することもできますので、親権についてお困りであれば大阪市阿倍野区にある阿倍野なみはや法律事務所へお気軽にご相談ください。