弁護士コラム

【弁護士コラム】過去の不倫の慰謝料請求

2023.09.07

大阪市阿倍野区にある阿倍野なみはや法律事務所は、法律問題でお困りの方の“ヒーロー”となります。

「解決の糸口が見つからない」「先行きがわからずに不安」という方の心に寄り添い、最善の解決策をご提案して問題解決のためのゴールを目指します。

法律問題でお困りの方の“不安”を“安心”に変えられるように、ブログを通じて皆様に様々な法律に関わる情報をお届けいたします。

今回は“過去の不倫の慰謝料請求”について解説いたします。

慰謝料請求が認められる条件

過去の不倫に対する慰謝料請求が認められる条件を解説します。ただし、これらの条件が当てはまるからといって、必ずしも慰謝料請求が認められるわけではありません。

■不倫関係が事実であること

不倫が事実として証明できる場合、慰謝料請求が認められる可能性が高まります。不貞行為(配偶者以外の者との肉体関係)がなければ、慰謝料請求は認められません。

■不倫相手が既婚者であることを知っていた

不倫相手が既婚者であることを認識していた場合、相手方の慰謝料請求が認められます。ただし、既婚者であることを知らなかったり、知ることができなかった場合は、慰謝料請求が認められないこともあります。

■夫婦関係が成立していた

不倫が夫婦関係が成立していた期間中に行われた場合、慰謝料請求が認められることが多いです。ただし、夫婦関係が破綻していた場合は、慰謝料請求が認められない可能性があります。

■自由意志で不倫していた

自らの意志で不倫関係に入った場合、慰謝料請求が認められることが多いです。

慰謝料請求の時効期間

慰謝料請求の時効期間:慰謝料請求は時効があります。不倫が原因で離婚した場合は、離婚日から3年間が時効期間です。また、離婚後に過去の不倫を知った場合は、不倫を知った日から3年間が時効期間となります。

専門家の意見を求めることが重要

過去の不倫に対する慰謝料請求が認められるケースを理解することで、自身の事案においてどのような対応が適切か考える参考になります。

ただし、具体的な事案については専門家の意見を求めることが重要です。弁護士に相談することで、適切なアドバイスやサポートを受けることができます。

過去の不倫の慰謝料請求をお考えでしたら、大阪市阿倍野区にある阿倍野なみはや法律事務所へお気軽にご相談ください。

阿倍野なみはや法律事務所様

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