大阪市阿倍野区にある阿倍野なみはや法律事務所は、法律問題でお困りの方の“ヒーロー”となります。
「解決の糸口が見つからない」「先行きがわからずに不安」という方の心に寄り添い、最善の解決策をご提案して問題解決のためのゴールを目指します。
法律問題でお困りの方の“不安”を“安心”に変えられるように、ブログを通じて皆様に様々な法律に関わる情報をお届けいたします。
今回は“妻に浮気された時の対応”について解説いたします。
妻の異性関係で離婚する前に
離婚理由が妻側の異性関係であるケースでは、協議離婚中または離婚後のトラブルを回避するために、次のようなことに注意しましょう。
・妻の浮気の証拠を集める
不貞行為を理由とした慰謝料請求を行う場合、離婚を切り出すよりも前に不貞行為の証拠を集めておく必要があります。
これは妻側、夫側に関わらず、パートナーの浮気が離婚理由であるならば、法的に有効な証拠を集めておくようにしましょう。
なお、浮気相手とラブホテルに出入りしている写真や、ラブホテルに一定の時間滞在していたという証拠、相手の家に複数回出入りしている写真など、パートナーと浮気相手が性的な関係にあることを推認できる証拠が必要となります。
・ローンの名義変更を行う
離婚後もローンの債務者であれば支払いを続けなければなりません。
ローン債務者と所有名義が食い違うなどトラブルを回避するために、離婚の際には財産分与等の手続を行い、ローン債務者と所有名義を同じにするか、対象となる財産を処分して現金を分ける方法を検討しましょう。
・これから先の生活について考える
結婚していた期間に家事をしていればあまり問題とはなりませんが、離婚後は仕事や家事を1人で行うことになります。
また、親権を獲得し子供を引き取れば、育児も行わなければなりません。
これらのことを踏まえ、離婚後の生活について、よく考えておくようにしましょう。
離婚の際には、慰謝料請求や財産分与、親権についてなどさまざまな手続きに対応する必要があります。
ご自身での対応が難しい場合や、財産分与やお子様について相談したいという場合は、専門家のサポートを受けられることをおすすめします。