弁護士コラム

【弁護士コラム】相手が示談交渉に応じない時

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今回は“相手が示談交渉に応じない時の対応”について解説いたします。

加害者が示談に応じない理由

交通事故において、加害者が示談に応じない場合は、さまざまな理由が考えられます。主な理由を下記にて解説します。

連絡を断って問題が解決すると考えている

一つの理由として、加害者が無視をし続け、連絡を断つことで問題が解決すると考えていることが考えられます。特に物損事故では警察の介入がないため、このような考えに至るケースが多いようです。

示談の内容に納得していないため

また、示談の内容に納得していないために応じない場合もあります。事故の過失割合で意見が合わないことが多いですが、この場合は加害者とのコミュニケーションが取れているため、比較的解決がしやすいです​​。

示談金を支払えない・支払いたくない

経済的な理由で示談金を支払えない、または支払いたくない場合もあります。この場合、示談の条件を見直すことで解決の道が開ける可能性がありますが、加害者に支払う意思がない場合もあり、注意が必要です​​。

保険会社が示談に応じない理由

加害者側の保険会社が示談に応じない理由としては、事故が意図的に起こされたと疑われるケースや、自賠責保険のみで損害賠償が可能なケースがあります。特に、加害者が短期間で複数の事故を起こしている場合は、示談金目的での事故ではないかと疑われることがあります​​。

通常は事故から3年で時効が成立

交通事故の請求には時効が存在し、通常は事故から3年で成立します。そのため、示談交渉が長引く場合は、時効の問題にも留意する必要があります​​。

示談に応じない相手に対しては、適切な対応を取ることが重要です​​。弁護士への相談もその方法の一つです​。

阿倍野なみはや法律事務所へご相談ください

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