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今回は“交通事故で弁護士に相談するタイミング”について解説いたします。
弁護士への相談は、事故後早めが望ましい
交通事故にあった後、示談が成立するまでの間であれば、いつでも弁護士へ相談することができます。
しかし、さまざまな手続きを弁護士に一任できることを考えれば、事故発生後の早い時期に相談しておく方が、心身の負担の軽減という面からみても利点が多いと考えられます。
弁護士に相談するタイミング
弁護士に相談するタイミングとして、例えば重症で入院する場合では、弁護士の介入による示談金の増額分が大きくなるため、事故直後に相談されることをおすすめします。
また、死亡事故の場合は、示談金の増額のほか、加害者側とのやり取りを弁護士に任せられるという点も、弁護士に依頼する大きなメリットと言えるでしょう
なお、死亡事故の場合は死亡事故の場合は、49日後に交渉が始まる場合が多いため、相談するタイミングは事故後すぐでなくても問題はありません。
弁護士費用と慰謝料の増額分
また、事故によるけがの治療が終わったタイミングでは、治療期間や治療にかかった費用が確定しているため、示談金の見積もりを出すことができます。
弁護士に依頼した場合に示談金がどのぐらい増額できるか、また、弁護士費用よりも増額分が上回るかどうかについて確認した後、弁護士への依頼を検討するようにしましょう。
なお、任意保険会社が提供する弁護士費用特約に加入している場合は、保険会社が弁護士費用を負担してくれるため、費用の心配がありません。
保険会社により保証範囲は異なりますが、弁護士費用特約が利用できる場合は、すぐに弁護士に相談されることをおすすめします。
事故後の手続きや示談金、保険会社とのやり取りでお困りの方は、お気軽に大阪市阿倍野区にある阿倍野なみはや法律事務所へご相談ください。